30万円は少ない売上ではありません

前回の記事で、

なぜわたしが「月商30万円の安定」にこだわっているのかを書きました。

もしかしたら

「でも、月30万円って少なくない?」

と思った方もいるかもしれません。

確かに、

SNSを開けば「月商100万円」「月商200万円」という数字が目に入ります。

それと比べたら、

30万円は小さく見えるかもしれません。

でも、ひとりサロンを15年続けてきた私は、

今ではこう思っています。

月商30万円は、決して少ない売上ではありません。

むしろ大切なのは、

「いくら売り上げたか」だけではなく、

その30万円を、どんな働き方で作っているのか。

ここを一度、考えてみてほしいのです。

月商30万円の作り方は

客単価1万円なら月30人

週7〜8人

週2日程度の施術でも成立する

あなたのサロンはどうですか?

わたしの場合、

1人あたりの施術時間が90〜120分程度なので、1日3名様限定で稼働しています。

片付けや準備、お客様のアフターの寛ぎタイムを確保するとフル稼働だとわたしの休憩時間はゆっくりは取れませんが。

店販はしておらず、施術売上のみ。

平均客単価1万2千円くらいです。

それでも、一日3人MAXだと連日はやりたくないなと思う疲労度合いなので、フル稼働するのは週末だけという形で安定しています。

お陰様で平日は自由な時間が確保できています。

ここでポイントなのが、

施術売上のみで30万円を安定させるという点です。

客単価を上げるために、

「店販をプラスして月商を上げる」という方法を、わたしはしていません。

もちろん、店販が悪いと言いたいわけではありません。

たとえば基礎化粧品のような消耗品を販売していて、

お客様が気に入って毎月自然にリピートしてくださる。

こちらから無理に案内やセールスをしなくても、

必要なものとして購入してくださる。

そんな状態なら、店販はとても良い収入になります。

ただ、客単価を上げるために店販を取り入れるのであれば、

「売上」だけではなく「利益率」も見ておいた方がいいと思っています。

たとえば、

1万円の商品を販売しても、利益が2割なら手元に残るのは2千円。

それなら、

2千円のオプション施術を提案することや、

そもそもの施術料金を少し見直すことでも、同じように2千円の売上を作ることができます。

では、

店販と施術、

どちらの方があなたにとって楽でしょうか?

施術者には、セールスが苦手な方も多いと思います。

ましてや、

自分自身が実際に使い倒して、

「これは本当にいい!」と惚れ込んでいる商品でなければ、

お客様にその良さを伝えるのも難しいですよね。

一度はノリや勢いで購入していただけたとしても、

その後もリピートしていただくには、

商品の良さを実感してもらうことや、こちらの説得力も必要になります。

だからこそ、

「客単価を上げたい」と思ったときに、

ただ売上を増やす方法を考えるのではなく、

その売上は、どれくらい利益として残るのか。

自分にとって無理なく続けられる方法なのか。

ここまで考えてみてほしいのです。

わたしが大切にしているのは、

「月商30万円」という数字だけではありません。

30万円の中身です。

そして、ここからが

わたしが考える「30万円」の本当の意味になります。

こだわりたいのは、手取り的な意味合いの30万円です。

サラリーマンの手取りをイメージすると、

その手取りの中から生活に必要な分を支払い、お小遣いを確保したり、貯金や投資をしたり…

わたしがイメージするひとりサロンの収入もその感覚です。

本来は家賃や光熱費も経費として料金に含まれますが、それは一旦後回しにして考えます。

そうした場合に確保したい金額はどのくらいでしょうか?

わたしは

手放しで最低30万円欲しいなって思っています。笑

そこから家賃や光熱費、広告費などなど、必要経費を支払ってもお小遣いが残る、そんな金額です。

必要な金額はそれぞれかと思いますが、要は確保したい収入と時間のバランスを知っておくことが大切だということをお伝えしたいのです。

サラリーマンはサボっててもお給料が貰えますが、わたしたちは違います。

だからこそ、「基本給」的な売上(仕事)を安定して作ることが重要です。

でも、増やそうと思えば時間も収入も増やすことができる。

それが独立開業の醍醐味でもあると思います。

前提として、この記事は

【おひとりサロンは30万円安定すると10年続くサロンになれる】というテーマなので、開業ひとりサロンを10年は続けたいという方に届くといいなと思って書いています。

どんな風に10年続けたいですか?

10年後はどんな風になっていたいですか?

ちなみにわたしは、

大層な野望はありませんでしたが、

15年続けていて、サラリーマンに戻りたいと思ったことは一度もありません。

半月稼働で、

空いた時間には勉強したり、

習い事をしたり。

両親からは都合良く使われるけど、笑

友人との時間には大概合わせることができる。

そんな今の気ままな暮らしを、

手放すなんて考えられません。笑

もちろん、

「もっと売上を上げたい」

「もっとたくさんのお客様に来てほしい」

という働き方もあります。

それも、ひとつの正解だと思います。

でも、わたしが15年間ひとりサロンを続けてきて思うのは、

「売上を増やすこと」と

「サロンを長く続けられること」は、

必ずしも同じではない。

ということです。

むしろ、

無理をしなくても必要な売上を確保できること。

そして、

その売上が毎月大きくブレずに入ってくること。

これが、長く続けるためにはすごく大切なんじゃないかなと思っています。

では、なぜわたしは、

「30万円が安定すると、サロンは10年続く」

と考えているのか。

次回は、

その理由についてお話ししたいと思います。

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