お客様の悩みに応えたい。
少しでも自分のサロンを選んでもらえる要素を増やしたい。
そう思って、気がついたらメニューがどんどん増えていた。
「肩こりにはこれ」
「むくみにはこれ」
「小顔ならこれ」
「疲れている人にはこれ」
……そんなふうに、お客様の悩みごとにメニューを作っていませんか?
もちろん、選択肢があることは悪いことではありません。
むしろ、明確な選択肢があることは、お客様にとって「自分に合いそうなものを選びやすい」というメリットもあります。
でも、少し考えてみてください。
ひとりサロンの場合、メニューが増えるほど、
実は
「何を選んだらいいのかわからないサロン」
になってしまうことがあります。
お客様は、必ずしも「たくさん選べるサロン」を求めているわけではありません。
むしろ、
「私の場合は、これを受ければいいんですね」
と、安心して任せられることのほうが大切だったりします。
特に、身体の不調や美容の悩みを抱えて来店するお客様は、自分に何が必要なのかを正確に判断できるとは限りません。
だからこそ、
目の前のお客様の悩みを深掘りする。
そのうえで、あなた自身が得意とする技術で、そのお客様を改善へ導くことができるのかを考える。
そして「できる」と思ったなら、
「あなたの場合は、これがおすすめです」
と、プロとして道筋を示してあげる。
それも、サロンが提供できるサービスのひとつだとわたしは思います。
わたし自身も以前は、
「お客様が選びやすいように」
と考えていました。
さらに、サロン情報を掲載している某クーポンサイトから、
「クーポンを〇個以上にしてください」
と言われて、頑張って増やしていた時期もあります。
ですが、
「ただ増やす」
だけでは、どんどん見づらい中身になっていってしまう結果になりました。
今振り返ってみると、メニューを増やすことよりも大切だったのは、
自分が何を得意としていて、どんな身体を目指しているのかを明確にすること
でした。
「何でもできます」ではなく、
「私はこれが得意です」
と言えるサロンのほうが、お客様にも選ばれやすくなります。
そして、それを一貫して発信し続けていると、
自分が求めている「好きなタイプのお客様」が、少しずつ集まってくるようになります。
これは、ひとりサロンにとって、とても大切なことだと思っています。
「一番おすすめのメニュー」をつくる
メニューを減らすことが目的なのではありません。
大切なのは、
「お客様に何を提供したいサロンなのか」
を、一度整理してみることです。
ひとりで運営しているサロンであれば、たくさんのメニューを均等に売るよりも、
「一番おすすめのメニュー」にお客様を集めていく
ほうが、効率よくサロンを運営できます。
では、「一番おすすめのメニュー」とは何でしょうか?
わたしは、
- 自分が一番得意な技術
- お客様から一番喜ばれているメニュー
- 選ばれることが多いメニュー
- 売上の大半をつくっているメニュー
このあたりを、一度見てみることをおすすめします。
この「一番」は、きっとあなたがたくさんのお客様に喜んでもらい、お役に立てているメニューになっているはずです。
もし、まだ自信が持てないのであれば、
「なぜ私は、この技術を習得しようと思ったんだろう?」
実際にこの施術を受けたことがあるなら、「どこに感動したんだろう?」
と、少し振り返ってみてください。
きっとそこには、
あなた自身の原体験や想いがあります。
そして、その経験や想いに共感してくれるお客様がいるからこそ、今、そのメニューが選ばれているのかもしれません。
そして、メニューの作り方が変わると、カウンセリングのやり方も変わってきます。
「あなた自身が信じている技術」が、
お客様にどんな変化や未来を提供できるのか。
それを、少しずつ言葉にできるようになります。
そうすると、
「このサロンは、どんな悩みを、どんな方法で解決してくれるサロンなのか」
という、あなたのサロンならではの価値が、少しずつ明確になっていきます。
そこにはもちろん、あなた自身の人柄や、接客、サロンの雰囲気も含まれてくるでしょう。
いろいろなメニューがあってもいい。
でも、
「お客様に提供できる価値」からブレないこと。
それが、あなたのサロンのファンを増やし、長く支えてくれるお客様につながっていくのだと思います。
余談をひとつ。
私は営業職時代に、
「得意商品をつくる」ことの大切さ
を学びました。
得意商品があると、
「この商品を○個販売すれば、これくらいの売上になる」
という算段が立てやすくなります。
そして、1か月を振り返ったときに、
月商の6割程度をその商品が占めている。
そんな状態をつくることができると、売上も考えやすくなります。
これは、ひとりサロンでも同じです。
あなたの「一番おすすめのメニュー」を、何人のお客様に提供したら月30万円になるでしょうか?
例えば、単価が1万円なら30人。
1万5千円なら20人。
2万円なら15人です。
こうやって考えてみると、
「新しいメニューを増やさなきゃ」
ではなく、
「今ある得意なメニューを、どうしたら必要としているお客様に届けられるだろう?」
という視点に変わってくるのではないでしょうか。
月30万円を安定させるために必要なのは、必ずしもたくさんのメニューではありません。
まずは、
「私は、何を一番おすすめしたいのか?」
を決めること。
そこから、あなたのサロンの売上のつくり方を考えてみてください。
もし、
「自分の得意なメニューがよくわからない」
「メニューを整理したいけれど、何を残せばいいのかわからない」
「今のメニュー構成で、本当に月30万円をつくれるのかな?」
そんなふうに感じたら、ぜひ公式LINEから無料相談をご利用ください。
\お気軽にどうぞ/
あなたのサロンの今の状況を一緒に整理しながら、
「何を残して、何を変えていけばいいのか」
を考えていきましょう。
ひとりで悩み続けなくても大丈夫です。
あなたがすでに持っている「得意」を見つけて、それをサロンの強みに変えていく。
そのお手伝いをしています。
そして、ここまで読んでいただくと、
「じゃあ、その価値をどうやってお客様に伝えればいいの?」
と思った方もいるかもしれません。
実は、ここがとても大切です。
どれだけ素晴らしい技術を持っていても、その価値がお客様に伝わらなければ、
「他のサロンとの違いがわからない」
「価格で比べられてしまう」
ということが起こります。
次回は、
価格ではなく価値を売ろう
についてお話しします。


