「もう少し安くしたほうが来てもらえるかな」
「近くのサロンはこのくらいの価格だから……」
「新規のお客様が来ないから、クーポンを安くしよう」
そんなふうに、価格を決めていませんか?
ひとりサロンを続けていると、どうしても市場の「相場」や、近隣サロンの「価格」が気になってしまいます。
もちろん、地域の相場からかけ離れた価格設定をするのは、少し勇気が必要です。
だからといって、近隣サロンに合わせすぎる必要もありません。
なぜなら、お客様が見ているのは、本当に「価格だけ」ではないからです。
例えば、同じ60分の施術でも、
ただ時間いっぱい揉むことと、
お客様の身体の状態を見て、必要なところに必要な施術をすること。
施術後の状態を確認して、次に必要なケアまで伝えること。
これは、同じ「60分」でも、提供しているものが違います。
実際、お客様がサロンを選んで予約に至るまでには、いろいろなサロンを見比べて、施術内容を確認して、
「どんなサロンなんだろう」
「どんな人が施術してくれるんだろう」
と、掲載されている情報を見たうえで、あなたのサロンを選んでくれているはずです。
つまり、
「この人にお願いしてみたい」
という何かしらの理由があって、来店してくれているのです。
その価格を払ってでも受けてみたいと思える「価値」を感じて、予約してくれている。
だからこそ、価格だけを比べてしまうと、本来の価値が見えなくなってしまいます。
わたしも、常々「施術の丁寧さ」には自信を持って続けています。
ただ長く施術するのではなく、その方の身体を見ながら、必要なところを丁寧に触れていく。
そして、「今日気持ちよかった」で終わるのではなく、できるだけ身体が元に戻りにくい状態を目指していく。
そのために、お客様との共感や共有も大切にしています。
「今、身体がどういう状態なのか」
「なぜ、ここがつらくなっているのか」
「これからどうしていきたいのか」
そういったことを一緒に確認しながら、その方に必要な施術を考えていく。
そこまで含めて、わたしが提供しているサービスだと思っています。
ただし、ここでひとつ大切なことがあります。
自分では価値がわかっていても、お客様に伝わらなければ、その価値は伝わりません。
「丁寧に施術しています」
「お客様のことを考えています」
だけではなく、
「なぜ、この施術が必要なのか」
「今の身体がどういう状態なのか」
「このままでは、どうなりやすいのか」
「だから、次はいつ頃来たほうがいいのか」
そこまで伝えて初めて、お客様は、
「このサロンに通う意味」
を理解できます。
少し大げさな表現かもしれませんが、
お客様自身に
「叶えたい未来に、あなたの力が必要」
と感じてもらえたら、とても強いと思います。
悩みが明確で、「どうにかしたい」という気持ちが強い人ほど、その悩みを解決するためのサービスを慎重に探します。
「ここなら、私の悩みをわかってくれそう」
「ここにお願いしたら、変われるかもしれない」
そう思えたなら、価格だけで判断されることは少なくなっていきます。
逆に、特に困っていることや叶えたいことが明確でなければ、
「家から近いから」
「安いから」
「なんとなく良さそうだから」
という理由で選ばれることもあります。
そうなると、どうしても「どこでもいい」という状態になりやすい。
だから私は、
「誰にでも選ばれるサロン」より、「必要としてくれる人に選ばれるサロン」
を目指すほうが、ひとりサロンには合っていると思っています。
ちなみに、わたしの場合ですが、
今は「どこでもよさそうな人」には、意外と次回のご案内をしていません。
わたし自身が「この人の役に立てそうだな」と感じること。
そして、お客様との相性。
それこそ、「好きなお客様」に来ていただけること。
そのほうが、お客様にも喜んでいただけるし、わたし自身も幸せな働き方ができると考えているからです。
ひとりサロンだからこそできる、贅沢な働き方だと思いませんか?
最近は、
「ニッチなものほど価値を感じてもらいやすい」
という考え方があります。
誰にでも当てはまるサービスより、
「この悩みなら、この人にお願いしたい」
と思ってもらえるほうが、専門性が伝わりやすくなります。
もし、あなたの技術が、ある特定の悩みを深く解決することができるものだとしたら、それはあなたの大きな強みです。
そして、その強みが必要な人にきちんと届けば、
「少し高くても、ここにお願いしたい」
と思ってもらえる可能性もあります。
でも、だからといって、単純に価格を上げるだけでは共感は得られません。
まずは、
自分が提供しているものの価値を、自分自身が理解すること。
そして、
それを、お客様にもわかる言葉で伝えること。
ここが大切です。
それをしないまま価格だけを上げてしまえば、お客様から見れば、
「なんでこんなに高いんだろう?」
となってしまうかもしれません。
一度は興味を持って覗いてくれる方がいたとしても、あなたの価値が正しく伝わらなければ、逆効果になってしまうこともあります。
あなたの技術が世界を癒すと信じて、
お客様の悩みを共有し、
その方が叶えたい未来を一緒に考え、
改善に導いていく。
そのためには、
必要なことを、わかりやすい言葉で、余すことなく伝えること。
それが大切なのではないでしょうか。
そして、そのスタート地点になるのが、実は「カウンセリング」なのです。
どんなに素晴らしい技術を持っていても、
「なぜ、この施術をするのか」
「この方に何が必要なのか」
「この施術を続けることで、どんな未来を目指せるのか」
そこが共有できなければ、技術の価値は十分には伝わりません。
だからこそ、カウンセリングは単なる「施術前の聞き取り」ではないのです。
もし今、
「自分のサロンの価値って、なんだろう?」
「他のサロンとの違いを、うまく言葉にできない」
「価格を上げたいけれど、お客様にどう伝えたらいいかわからない」
そんなふうに感じているなら、ぜひ公式LINEから無料相談に来てください。
\お気軽にどうぞ/
あなたのサロンにすでにある「強み」や「価値」を一緒に整理して、
「誰に、何を提供するサロンなのか」
を言葉にしていきましょう。
ひとりで考えていると見えにくいことも、誰かと話すことで見えてくることがあります。
そして、その「価値」をお客様に伝えるために、欠かせないのが「カウンセリング」です。
第3章の「30万円を安定させる仕組み」
というテーマの中で、
ひとりサロンのリピートにつながるカウンセリングについてお話しています。


